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青い鳥、幸せを運ぶかな?

忙しい朝の時間帯、クラブハウス前で仕事をしていると、
「うわっ!驚いたぁ!!」
うちの若い衆が大声を上げた。

一体どうしたのかと振り向くと、彼が驚いて飛び退いた足元=スタート室のカウンターの下に、何やら青いような茶色いような小さな物体が転がっている。

何だろう?
ちょっとキレイで珍しい大型の蝶かいな!?


私はとっさにそう思った。




転がっているソレに近づくと、







なんと!





それはカワセミだった!!


「マジでカワセミ!!
 ガラス戸にぶつかったの!?」
「うん、そこの自動ドアに当たったみたいだー」

カワセミは脳震盪を起こしているらしく、息はあるが動けないでいた。
人通りの多い場所だし、このようなところに「渓流の宝石」を転がしておくわけにはいかぬ。
だが何となく皆さん遠巻きだし、仕事も忙しい。


けれどもこのカワセミを、誰よりも早く拾い上げるのが当然ワタクシ。

カワセミ1

手の平に載せたが、自分の足で立つことが出来ずにいる。
羽の後方へ出ているカワセミの足にご注目。


拾い上げられたカワセミだったら怖くないのか、何人かが寄って来て心配している。
「大丈夫かなぁ?」
「ぶつかったショックだけなら、そう時間を置かずに復活すると思うけれど…」
「それにしても綺麗だねぇ」
「本当に綺麗だよねぇ」

カワセミ2

まだ立ち上がれずに私の手の平にいるカワセミ。
この画像でも足は後方へ伸ばされている。



それにしても、カワセミの尾って短んだねぇ。
飛んでいる姿は、何度も目にしたことがある。
我が家の近所の小川で釣りをしている時にも見られるし、民家の脇を流れる水路には、カワセミが毎朝のように餌を狙って佇んでいる岩場もあった。
でも飛んでいる姿や佇んでいる姿をチラッと見たときには、こんなにも尾が短いとは気づいていなかったワタクシ。



ゴルフ場のコース内にある池の畔でも見られるので、このカワセミはクラブハウスから近い池の方から来たのだろう。
嘴はやっぱり長いなぁ。
嘴の下部が黒いところから、これはオスのカワセミだと思う。
(メスは下の嘴が赤い)




しばらくこうしていたら、自分の足でピョコッと立った。

カワセミ3

あ、大丈夫になるかも。
まだじっとしているけれど、致命傷じゃなかったみたいだ。


カワセミ4

下がり気味だった羽が、通常の高さ近くに戻って来た。
でもまだ動こうとしない。



カワセミ5

カワセミは漢字で書くと「川蝉」または「翡翠」と書く。
宝石のヒスイはこの鳥の羽の色に由来し「翡翠」と名付けられたそうだ。


カワセミは本来は青くなく、光の加減で青く見える。
これを構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理。
この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれる。
特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見える。
漢字表記がヒスイと同じなのはこのためである。


…とWikipediaに書かれていた。
(出典:Wikipedia「カワセミ」



滅多にこんな近い距離では見ることの無さそうな、カワセミの正面フェイスも撮らせてもらう。

カワセミ6

その奥に写っているのが、このカワセミがぶつかったと思われる自動ドア。




このまま仕事もせずに、ずっとカワセミを見守っていることも出来ないので、取り敢えず空のダンボール箱(蓋がなかった)にカワセミを移し、暴れて部屋の中を飛び回って怪我をしないように、そのダンボール箱をビニール袋で包んで蓋の代わりにし、スタート室の中へ置いた。

置いたら間もなく中でバタバタと羽を動かし始めたカワセミ。

「ああ、もう大丈夫じゃない?」
「うむ、飛ぶことが出来れば、蛇やカラスに襲われる事もないよね」

Oちゃんとそう言葉を交わし、二人でクラブハウスを出て、出来るだけ建物から離れた場所で、ダンボール箱を覆ったビニール袋を外す。




バタバタと数回その中で羽ばたき、そして箱を飛び出したカワセミは、私達二人が見守る中、見事な直線を描いてゴルフコースの方向へ飛んで行った。



時間を置かずに元気になって、良かったよかった。
もうガラス戸になんか突っ込むなよー。





あの素早い飛翔を見せるカワセミを、渓流の宝石を言われるカワセミを、それも生きている個体を、まさかこの手の平に載せる事が生じようとは、夢にも思っていなかった。
手の平にいたカワセミは、自然の中で飛翔している姿の印象よりも、だいぶ小さな体をしていた。
羽を横に大きく広げ滑空するように飛ぶ姿が、この雀に近い程度の大きさしかない体を持つカワセミを、実際の体よりもかなり大きな印象にするのだろう。

背中を覆う青い羽は、本当に綺麗な青色をしていた。
カワセミは災難を受けたけれど、縁あってこの手の平に載せたカワセミが、幸せを運ぶ青い鳥となりますように…と、本日試合に臨んでいるゴエモンの事などを思い浮かべながら、私は心の中でそっと願った。





さてそのゴエモン。
19時になったが、まだ何も連絡が来ていなーい。
とっくに試合は終わっている筈。




ダメだったのかな。
ダメで情けなくて報告出来ないでいるのかな。
どうもそっちの方向に考えてしまうね。



それとも試合後の打ち上げへ移動で忙しく、連絡している時間もないのかな。
打ち上げってほら、あの女装の余興もしていた打ち上げ。
今回もそんな事しているんだろうか?


親の心子知らず。





取り敢えずこれだけアップし、ゴエモンからの連絡待ちとしようか。


  本日のBGM BLUE BIRD/Helen Reddy



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テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

コメントの投稿

L'Oiseau bleu・・・

あこちん様!
飛びモノ撮りの「鳥屋」連中には驚愕のショットです。
「ヒコーキ屋」のヤモリにとっても驚きであります。

そもそも、生きているカワセミを手の上に載せることが
できた人は世界中でも、そうそういないのではないでしょうか。
正面ショット、ちょっと愛嬌顔です。(笑
しかし、首も翼も折れず、よく無事でしたよね。

人の発する「気」が動物には分かるといいます。

脳震盪を起こしていたカワセミにとって
他に為す術が無かったと言えばそれまでですが
危害を加える相手であるか否かは
分かっていたのかもしれませんね。

L'Oiseau bleu・・・あこちん様に幸多からんことを・・・
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青い鳥といえば・・・
13年前にTBS系列で放送されたドラマ
「L'oiseau Bleu~青い鳥」(豊川悦司さん・夏川結衣さん主演)が
今も頭から消えません。
・・・そのまま当事者の如くでした・・・・・・・・・・・・・

軽症で良かったです

重症だったら、どこへ持ち込もうかと考えていました。
(たぶん動物園に相談したでしょうね)
「カワセミを保護した」でググると、幾つか保護例が出て来ましたね。
ガラスに当たる子が、けっこういるみたいです。
でもホントに貴重な体験だったと思いますよ。
私のように釣り好きで、水辺に行くことが多い者には憧れの鳥ですから。


鳥類の正面顔がオトボケなのは、
漫画「動物のお医者さん」に出て来たそんな話が印象的で、
(確か保護されたモズの話の時)
ふとそれが思い出されて撮ったんです。

すぐに元気よく飛んで行ったので、
その後も大丈夫だったんだろうと思いたいですね。



で…そのドラマ、見ていないんですよねー。
O嬢がトヨエツ大ファンだったんで、見ていたかい?と聞きました。

見ていたらしいんですが、
彼女の解説は断片的で、誠に要領を得ないものでした(苦笑。

こりゃあレンタルDVDでも探すしかないかな?
だって、
>・・・そのまま当事者の如くでした・・・・・・・・・・・・・
が、その後どんだけ気になっているかって、アナタもう…(笑。
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あこちん

Author:あこちん
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・火の国在住
・似ている人=金太郎
・釣りが好きなナマケモノ。某釣り船サイトの管理人。
・下手っぴーだがGOLFに手を出し…そして諦めた。
・休日はドライブ/温泉/うまいものなどの探求。
・PCは林檎使い歴23年ほど。はじめの一歩はMacintosh LC575。現在はiMacの27inch。
・'10.06末に窓PCを手に入れたが、こちら方面のことはちょびっとしかわかりましぇん。
・最近は主にミラーレス一眼DMC GX1とズームレンズ、それとあくおす・ぽんを使って撮影している。
・ヒコーキとか空とか草花とか、浅く広く多趣味。
・日々の日記を綴りながら、その時に聞いている曲や頭の中に浮かんできた曲が「本日のBGM」。クリックしても曲が流れ出す訳ではないのでご注意下され。(マジでクリックする人がいるそうな…)

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