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紅葉の五家荘へ!

立冬の今朝、阿蘇高岳に初冠雪。
冷え込む朝を迎えたからには、遅れがちだった紅葉も進むことだろう。
熊本で「紅葉の名所」と言ったら五家荘。
まだ行ったことがない五家荘は、とにかく山奥にあるのだとのイメージがある。

五家荘とは、八代市泉町(旧泉村)にある。自治体のパンフによると、
『九州脊梁の奥深くに隠された秘境の地。
 伝説によると、壇ノ浦の戦いで敗れた平清盛の孫、
 清経は追討を逃れこの地に辿り着き、5本の矢を射って、
 仁田尾、樅木、椎原、葉木、久連子の集落に住居を定めたという。
 その5つの集落を総称して「五家荘」と呼んだのがその由来である。
 特に秋の紅葉時期には、色鮮やかに彩られた山々と警告が絶景を誇る』
とされている。
1,000メートル級の山の中にある五家荘には、滝や吊橋などの見所もある。
紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬らしい。
丁度良い時期ではないか。
一度は行ってみたかった紅葉の五家荘。晴れ上がった空の下、思い切って行ってみよう!

この地図の左上に書かれている「ふれあいセンターいずみ」が、五家荘への入り口のひとつ。
ここへ昼近くに立ち寄り、名物「だご汁」(420円)を軽い昼食にし、山道を登り始める。
「昼間のライト点灯は、五家荘ドライブの常識です」との看板が。
鬱蒼とした木立の中の狭い山道。対向車を発見しづらいから、ライトをつけていないとアブナイのである。
ひたすら山を登り、笹越峠を越え「栴檀轟の滝(せんだんとどろのたき)」へ。
五家荘では、滝のことを「轟(とどろ)」と呼ぶ。
標高500mの渓谷に落差70mの滝があり、駐車場へ車を止め、遊歩道を下って滝壺まで行ける。

栴檀轟の滝


うーん…、このあたりの紅葉は、まだ少し早いのかな?
しかし寒いくらいだぞー。
遊歩道を登って戻ると、まるでウサギ跳びをした後のように足に来た…。トシには勝てましぇん。
遊歩道沿いに並んだ土産物屋で「お茶を飲んでいきませんか?」と振る舞われる。
なかなか美味しいお茶だった。クールな滝壺でマイナスイオンをいっぱい浴びてきた体に、温かいお茶が嬉しい。
飲んでいると店の人が、いかにお茶栽培に適した土地柄であるか等を語り、泉特産のお茶を売り込んでくれるのだが、我が家の周囲にも菊鹿や鹿北と言った茶どころがあり、ここのお茶もまた美味しい。泉のお茶で容易には感動しないへそ曲がりな客でごめんね~。

さあさあ、先を急がなければ!山間の里は日没が早いぞ!
渓谷に沿って更に車を進める。
ところどころに鮮やかな紅葉が!

燃える


青い空に突き出す、燃えるような紅葉。日本の秋。

もう少し行くと五家荘に残る落人達の足跡のひとつ「左座家(ぞうざけ)」の屋敷がある。

左座家


約200年前に建てられたこの茅葺きの屋敷では、50代続く家柄が伝える古文書などが展示されている。(入館有料)
こうした場所もゆっくりと見ていきたいところだが、ここまで来る間が、予想外に長い山道であり、それに加えあちこちで車を止めて写真を撮っていたものだから、この先の行程を考えると時間がない。
また来る機会を得た時に…と、先を急ぐ。

吐合、樅木と進むが、やはり「紅葉には少し早いねぇ…」な感じで、「これが全部赤く染まったらきれいだろうね」とため息が出る。
樅木には有名な吊橋があるが、あまりにも静かで観光客もいない谷間の橋が寂しすぎ、上の方からちょっと見下ろしただけで、橋までは行かずに通過。
紅葉シーズンなのに、平日の五家荘は車も少なくマジで寂しい。山猿にでも襲われそうな気配である。
「平家の里」も外から眺めて通過。また先を急ぐ。

もうひとつ有名な吊橋「梅の木轟の吊橋」へ、やっと着く。時刻は16時までもう少し。
標高はここも500mくらいだが、この辺りへ来ると結構紅葉が進んでいる。かなり良い感じの風景&紅葉狩りモードになってきた。

梅の木轟の吊橋


橋の長さ116m、高さ55mで上下の補助ロープや支柱を使わないPC吊床版橋としては日本最長。
橋を渡りながら下を見下ろすと、うわぁぁぁ…って感じ。しかも二人しか乗っていないのに、立ち止まるとユラユラと震動の余韻が…。けっこう怖いぞー。
ここまでの山道で、かなり車酔い加減になって来てしまった相方Oちゃん。
「下を見たら余計に気分悪くなりそう…」
と言い、視線を全く下に向けず橋を渡る。この渓谷美が見られないとは勿体ない。
しかし後で聞いたら、この頃が「気分ワル~」なピークだったらしい。

橋を渡った先の道を下ると、梅の木轟の滝があるのだが、相方の具合とこの先の行程を考えて滝までは行かずに、また橋を渡って戻るのみにする。
橋のたもとに「梅の木茶屋」があるけれど、観光ガイドに書かれていた時刻よりも早く営業を終え、シャッターを下ろしていた。まだ中に従業員はいるんだけどなぁ。
だご汁を軽く食っただけなので、いい加減腹が減っておりまする。ちゃんと予定どおりに仕事してくれよ!

ここから先の道は、割と広くて走りやすい。目指すは二本杉峠。
運が良ければ、まだこの峠にある店が開いているはずだ。ここの名物が食べたくて、最初の食事をだご汁だけにしたんだよ~。
梅の木みたいに早々と閉まっていませんように…。

開いていた!午後5時少し前。まだ間に合ったんだ!ありがとう「東山本店」さん。
ここで「やまめの天ぷら丼」を食べたかったのだ。すぐに注文する。
相方は…大丈夫?食べられる?
「うん。やまめの天ぷらそばを食べるわ」
車酔いしていても、食う時は食う人。すげー。(@_@;)

開きにしたヤマメ1匹丸ごとドーン!と天ぷらにしたものが乗っている豪快なもの。旅ガイド書籍で見て、是非これを今日の昼食にしたいねと言っていた本日の目玉。
行程の時間計算が甘く、昼食ではなく、沈みゆく夕日を眺めながらのメシになってしまった。
テーブルに届いてすぐに、食べ始める。うまいぞ、けっこうイケル。
「あ!この丼の写真撮るのを忘れた…」
そのくらい腹が減っておりました。画像なしですんまそん。

店を出たら、吐息が白くなっていた。この秋初めての白い吐息。
それもその筈で、明日の熊本、最低気温の予想が札幌と同じだそうである。さぶぅ~!!

二本杉峠は標高約1.100mで、ここから美里町そして御船方面、さらには熊本市方面まで見下ろせる。
素晴らしく眺望がきく場所だ。しかしそれはつまり、これからそれだけの山下りをするということ。この先のカーブは相当なものであるが、相方はまた目が回ってくることを避けるため「寝るに限る」と、このあと熊本市を抜けるまで1時間半ほど寝続けた。

本日走った距離は、約220kmに及ぶ。普通に走れば220kmはなんてことない距離だけど、さすがにあの山道は時間がかかった!五家荘へ行き、それぞれの見所を回ろうと思ったら、丸一日かかるのだと教えられたようなものだ。
今年の紅葉のピークは、あと5日~1週間くらい先なのかも…と思えた五家荘。
体力温存して出掛けなければ、この山里での一日は長くそして短い。

はあ、疲れました。もっと近ければ、また行きたい。

  本日のBGM 星のかけらを探しに行こう~Again/福耳

テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

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・火の国在住
・似ている人=金太郎
・釣りが好きなナマケモノ。某釣り船サイトの管理人。
・下手っぴーだがGOLFに手を出し…そして諦めた。
・休日はドライブ/温泉/うまいものなどの探求。
・PCは林檎使い歴23年ほど。はじめの一歩はMacintosh LC575。現在はiMacの27inch。
・'10.06末に窓PCを手に入れたが、こちら方面のことはちょびっとしかわかりましぇん。
・最近は主にミラーレス一眼DMC GX1とズームレンズ、それとあくおす・ぽんを使って撮影している。
・ヒコーキとか空とか草花とか、浅く広く多趣味。
・日々の日記を綴りながら、その時に聞いている曲や頭の中に浮かんできた曲が「本日のBGM」。クリックしても曲が流れ出す訳ではないのでご注意下され。(マジでクリックする人がいるそうな…)

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