ここに眠る

10日(月)、早朝からダンナと二人でワッセワッセと穴を掘る。

祈り2

場所はラブちゃんハウスの裏手。
棕櫚の木立がジャングル感を醸し出す我が家の庭。
この棕櫚は元はというと、ゴエモンが幼い頃に、私とご近所の里山を歩いている最中、その林の中で見つけた高さ30cm前後の苗。
それを二人で3本掘り上げて来て、この地に移植したものである。
20年近く経過して、こんなに大きくなっちゃったー。
あそこにあったのは、鳥さんの糞にでも混じっていた種から出て来た、実生苗なのだろうなぁ。




祈り3

ダンナが被せてくれていた白いタオルをこちらでも用いる。
庭に咲いている花々を傍らに置き、あのウェハースも顔の横に置く。
前夜、テーブルの上に置かれていたこのウェハースの袋を見ながらダンナが、
「これってラブの?」
と尋ねるので、
「そうだよ、食べてもいいよ」
と答えたら、
「いいよ、ラブと一緒に入れてあげなよ」
なんて言う。
「お弔いのつもりで半分貰えば?」
とも彼に言っていたのだが、結局ダンナは全部をラブちゃんへ。

花に囲まれたこの姿を見て、
「あー、きれいだー」
とダンナがホッとした声を出していた。

白い花はアツバキミガヨラン…だと思う。
亡父母が何処かから貰ったもので、我が家の敷地周りに植え込まれている。
ちょうど今の時期に、背の高い花をつける。



ワッセワッセと土を戻し、ラブちゃんのお墓完成。

祈り1

庭からチョキンチョキンと切り花を集めて、

祈り4

お供えしたでござる。
右下に見える小さな赤いバラは、ゴエモンが幼い頃に「僕も薔薇の苗を買いたい」と言って選んだ品種・パッシーノ。
ゴエモンの気持ちも届くようにと、迷わずこれもチョッキンして来た。
黄色いバラは、相方O嬢が昨年のクリスマスに贈ってくれた鉢植えを、今年に入ってから地植えにしたもの。
彼女ともお付き合いは長いラブちゃんだからね。
亡父母が育てていた皐月も添えた。
父ちゃん母ちゃん、そっちでラブちゃんを温かく迎えてくんろ。

フード、お水、お饅頭、そして線香と、前日にハウスの近くに置く際に、ポキンと少し折れてしまっていた蚊取り線香も。
いや、残していても仕方ないので、あは。
もうラブちゃんが蚊に悩まされなくてもいいようにと、えへ。



丸一日経過した今朝、いや実は昨夜から、筋肉痛のワタクシ。
ダンナも昨日、足腰が痛いようなことを言っていた。
大きな穴掘りだったからねー、たはは・・・。




お墓を作り終え、ダンナは、
「これでひと安心だ」
と言っていた。
結局ひと晩ハウスに安置したままだったので、気になってよく眠れなかったらしい。
彼は夜中に何度も起きてきていた。
私も寝付きが悪くて寝不足。

ダンナの部屋からは、目の前にワンコのハウスが見える。
そういえば猫の銀之丞は、この部屋の窓際まで行き(時々ダンナが連れて行ってくれた)、網戸越しにラブちゃんを見ているのが好きだったりしたな。
私が仕事に行くために外に出た時、ダンナは自分の部屋にいて、
「ここからラブが見えていたんだよぉ」
と網戸の向こうから寂しそうな声で、そんなを言っている。

「寂しいんだったら、何処かからワンコ貰ってくればぁ?
 保護されたことか、かわいそうな子が世の中にはいっぱいいるんだよー」
そう返したけれど、ダンナがネクストワンコを考えていないのも知っている。
ゴエモンは、
「次は柴犬を」
などとも言うが、私は、
「それは無理だね」
と回答した。

ラブを我が家に連れてきた当初、ダンナは内心困ったことだと感じていたのも知っている。
最初の言葉は賛成じゃなかったからね。
生まれてからずっと、私の実家はワンコを絶やしたことがないが、ダンナはそういった子供時代を送っていない。
ワンコがいて当たり前な幼少時代を送っていないダンナと、そうではなくてワンコを絶やしたことがない私やゴエモンとでは、その考え方に温度差があるのは事実だろう。


ダンナだって今は寂しいんだ。
「かわいそうだなー」
ラブちゃんが重篤になってからも、天に召されてしまってからも、そしてお墓に入れてからも、ダンナの口からは何度もその言葉が出た。

ダンナは我が家のワンコたちを可愛がってくれたし、ワンコが嫌いって訳じゃないのもわかっている。
事後承諾で迎え入れてしまえば、それなりのなし崩しな日々が始まるだろうけれど、ダンナの心情を考えると、すぎにまた次のワンコを…というのは、今は考えないほうがいいと思う。

何よりも今は家の中に3ニャンズもいるしね。




スコップや鍬などを片付けながら、ふと傍らの梅の木を見上げたら、

え?

なんだかスゲー!な色に擬態しているアマガエルさんが葉の上に。
びっくりしたどー。
もっと近くで見たかったけれど、かなり高いところにいるので近寄れなかった。
こんなカエルが、この木の周囲にたくさんいるんだろうなぁ。






ラブが亡くなったことをダンナからメールで知らされ、帰宅して車から降りようとした時に、私にはラブの甘え声が聴こえた。
日没時刻を過ぎて私やダンナが帰宅すると、散歩とご飯の時刻になっていることがわかっている彼女は、それを催促する甘え声を漏らしたものだ。
昼間に帰宅しても、ラブはそんな声を出したりしなかった。
なかなか賢いワンコであり、
「無駄吠えも全然しなくて、おとなしい、いいやつだたよなぁ」
とダンナも回顧している。

あの時、ラブが亡くなったことがわかっていたのに、亡くなってしまったんだと知って急く気持ちで帰宅したのに、私にはあの甘え声が聴こえた。
正確には私の耳元にそれが蘇っていただけなのだけど、あれはやっぱり「聴こえた」なのだと思う。

我が家で最期を迎えさせてあげられたけれど、結局一人で息を引き取ったラブ。
前日は家にずっと居られたんだけどね・・・・・、ごめんねラブ。
おかえりって、待っていたよって、ちょっと寂しかったよって、私に声を届けたのかな。



そして皆さん、多くのコメントを有難うございました。
ラブちゃんも感謝している筈です。




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テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

月のない夜に

就寝前に、ちょっと無理加減に牛乳を飲ませ、それでもやっぱり水のほうが良いと意思を示し、牛乳よりも多くの水を飲んでお口直しをしたラブちゃん。
今朝はもうその作戦も拒まれて、甘いウェハースも頑なに拒み、欲しいものはお水だけのラブちゃん。

その飲み水の量も減った感があり、そして飲み方も弱々しくなっている印象が否めなくて。
うーん、切ないわぁ。



11時20分ごろ仕事に出て行くワタクシ。
それまで幾度かラブちゃんの様子を見に行き、その都度欲しがるならば水を与え、家を出て行く前にもう一度、
「行ってくるよラブ」
と声を掛けて仕事へ。
そうした私の姿を目で追う事はする。
でもその追い方も弱くなったかな・・・。

私が家に戻れるのは、おそらく20時半ごろになる。



仕事へ行く前にチラッと見たカレンダー。
月の満ち欠けが書かれているカレンダーが、パソコンの横にかかっている。

今日は新月なんだ。

そう気づいたので、Twitterのほうに一言上げておいた。





もしもこのつぶやきを見て、
「あ…」
と感じた人がいたとしたら、私と同じ感覚をお持ちだったのかなと。


月の満ち欠けや潮の満干が、人の命に関わりを持っているとの説を、何処かで見かけたことはござらぬか?
新月の今日、潮回りは大潮。
満潮 09:16  22:06
干潮 03:23  15:33
(熊本県長洲)

科学的根拠は証明されていないけれど、関連性があると思われている節は昔からある。
医療従事者の中にも、そうした印象を深める経験をされている方が少なくないと聞く。





2007年6月1日に、それまで我が家にいたダルメシアンのポジティブが他界し、その初七日も済まぬうちに、
「寂しくなったでしょ?
 ラブちゃん連れて行ったら?
 いや、お願いしますよラブちゃんを」
そう言われて連れ帰ることになったラブちゃん。
つまりちょうど6年前の今頃、我が家にやって来ていたラブちゃん。






仕事を終えて帰宅するためにロッカーから取り出したスマホには、ダンナからのメールが届いていた。
18:49受信
「ラブご臨終」」


新月の日でございました。
私が最後に姿を見た時刻と、ダンナが帰宅した時刻の間に、干潮の時刻がある。
新月の日の、その頃合いに天に召されたのではないかなと私が考えることを、
「迷信に囚われ過ぎじゃないの?」
等と言わずにスルーして下され。



ブログでも時々話題にしていたワンコだったので、微笑ましく思ってくださっていた方もおられましょう。
ここ数日の経過に対して、お見舞いの言葉をかけてくださった皆様、一緒に心配してくださった皆様、誠にありがとうございました。
ラブちゃんに代わってお礼申し上げます。
皆さんにも愛されて、ラブちゃんは幸せでした。


あれから毎日毎日、
「今日が最期になってしまうのかな」
と感じながら、ラブちゃんの姿を見続けていた。
段々と弱っていくその姿へレンズを向ける事はどうだろうと思いながらも、

ありがとう

私が最後にレンズを向けたのは、7日朝のラブちゃんの姿。
もう覚悟を決めないと。
そう感じながらも、いやそう感じていたからこそ、私はこのショット以降、ラブちゃんにはもうレンズを向けられなかった。




ラブよ、私達の日々の中に一緒にいてくれてありがとう。
この数日はさぞかし苦しかっただろうと察するが、彼女なりによく頑張った。
お空では元気いっぱいで駆け回れたらいいね・・・。



除草が大変なくらい、都会では考えられぬ広い庭がある田舎の我が家でござる。
ラブちゃんは私達が暮らすこの家の一角に、お墓を作ってお弔いします。




私が帰宅する前に、首輪を外し、白いタオルをラブちゃんに掛けくれたダンナよありがとう。



追記
我が家は基本的に、ワンコにもニャンコにも、彼らのフード以外の食べ物は与えない方針。
ラブは食いしん坊だったので、ゴルフ場ではなんでも差し出されれば食べていたし、我が家では落ち柿なんかをバクッと食べたりしていたけれど、私達から人間用の食事やお菓子などを与えたことはなかった。
ワンコ用のジャーキーとかガムとか、猪肉の骨とかそうしたものは与えたけれどもね…。


チョコを鼻先にちらつかせたのも、それ以外の牛乳他、今回記事にて記したものなど、このような状態になってしまったからこそ、
「何かひとつでも興味を示してくれないか」
との切なる思いから差し出した。
これが最期になる日々だと感じていたから、少しでもいい、何か食べてよ飲んでよ…で、あれらが登場した次第。
大好きだったドッグフードにも横を向いてしまう状態になりながら、一度はそうして「何か」を口にしてくれた、それは小さな光だったっす。
だけどそれは、飼い主の自己満足だけだったかもしれませんなぁ。
でも土壇場になると、私らのような凡人は、ついそんなふうになっちゃうもんでございますわ…。

まあ、仕方ないっす。
小さな光は小さな光でしかなかった。
光が見えたと思っている自分の中の人が、そんな微量を与えられたからといって、この大きな体のワンコにどれだけのプラスがあるのだよ?と問いかけていたりもして。
色々考えても仕方ないっす。
今日で全て終わってしまったことですもん…。
(´Д⊂グスン


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テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

1歩進んで2・3歩下がる

水しか飲まないのかなー。
餌を鼻先に出しても横向いちゃうんだもんなー。

てことはですよ。
鼻つまり嗅覚はまだ、彼女の判断材料となるだけの機能があるのだな。



食欲をなくしてしまったラブちゃん。
それでも何か食べて欲しいと思ってしまうのは、家族として自然な思い。



ヨーグルト(加糖)、ペロペロと食べてくれたっす。
牛乳、ペロペロと飲んでくれたっす。
バニラ風味のクリームを挟んだウェハース、小さく砕いたらカリカリと食べてくれたっす。
牛乳に生卵を溶いて加えたもの、これもペロペロと飲んでくれたっす。

しかしそれらは少しだけ。
大量摂取はしない。
でも食べられるものがあるんだ、水以外にも飲めるものがあるんだ、そう思わせてくれたのが7日の金曜日。
いよいよかも…な重篤になっているけれど、一歩前に出た?と思わせてくれた金曜日。


8日の土曜日、私は公休日でずっと家にいた。
そばに居てあげられる時間が長いので、何度もラブちゃんに会いに行く。
会いに行く度に、前日彼女が口にしてくれたものを携えて。



水以外も口にしてくれたことをゴエモンに伝えたら、
「お湯でヤワヤワな餌も、ミルクセーキに混ぜたら食べてくれないかな?」
と。
んだな、試してみっか。




横向かれてしまった。
ダメだわ、拒否された。


そして土曜日のお世話では、前日口にしてくれたもの全て、横を向いて拒まれてしまった。
一日に何度も彼女の元へ通ったが、その度に結局水しか受け付けてくれないという状態になっていた。


1歩進んで2歩も3歩も下がった感じ…ガックリ。




昼間、我が家に来た相方O嬢が、開き状態でハウスの中にいるラブちゃんを見て、悲しい表情をしていた。
相方はゴルフ場で、ラブちゃんが気の毒な飼育状態にいた時代から知っているのだが、
「そんなにトシだったんだ」
って言いいながら、何度もラブちゃんの様子を見に庭へ出ていた。
頭を撫でながら、
「ラブちゃーん」
と声を掛けてくれていた。


相変わらず開き状態で寝ている。
床ずれって、こうしたワンコにも生じてしまわないのかな。
でも寝返りさえ打てないから、その姿勢でいるしか無いのだろう。
別な姿勢にしてあげたとして、かえって彼女には辛い姿勢にならないかな。

そんな迷いが生まれるのだが、結局そのままの姿勢を続けさせている。
体にちょっと触れただけで、ビクッとさせてしまうんだ。
あちこち触られることが、あまり嬉しくないみたいなんだ。
頭を撫でさせてくれるんだけど、それ以外は何だかね・・・。


体は動けくても、人の動きには顔を動かして反応している。
私達が玄関先に出ると、ちゃんとその動きを追っている。
だけど水しか受け付けてくれない。

体力はどんどん落ちるよねぇ。

相方が我が家を後にする時、
「これがお別れになるかもしれないよ」
「切ないね」
彼女の家にも14歳のワンコがいる。
色々と持病もあるワンコなので、我が身に置き換えて考えてしまう面もある様子。





就寝前に私は牛乳を器に入れてラブちゃんの前へ行き、頭を押さえ気味にしてやや無理加減に牛乳を与えた。
前日飲んだ量よりもっと少なかったが、それでも少しは飲んでくれた。
だけどもうイラナイってなったあと、視線が水の容器の方にチラと行く。
水の方がいいの?
水の器を差し出すと、牛乳を飲んだ量よりも多く水を飲む。



滋養の有りそうなものは、ほとんど受け付けられなくなっている彼女に何かを与え、僅かな体力を授けようとすることって、ラブちゃんのこの苦しそうな状態を、その時間を、ちょびっと延ばしてしまうことにならない?
そんな思いとの間で揺れ動くワタクシ。
でも何か口にして欲しいという気持ちは失せていないよ。




9日の日曜日から4日連続の勤務。
出勤は後ろ髪ひかれまくり確定的。




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ジャンル : 日記

コメントに感謝しています。

コメントをいろいろとありがとうございます。
やはり「自宅で・・・」って考えておられることなどなど、深く大きく胸に響く。
何だか気持ちがまとまらず、お一人おひとりへコメント返せずにいますが、気持ちは感謝でいっぱい。


昨日も水しか受け付けなかった。
飲む時はかなり飲む。
ダンナがチョコレートを鼻先に出しても、小さく切った生肉を同様に差し出しても、横を向いてしまう。

ハウスの中で前後の足を「ひらき」のようにしてへたり込み、戸口から顔だけ見せるようにして、体は全然動けずにいる。
視線だけは我々を追うが、首の動きは段々と少なくなっているように感じるなぁ。

先ほどダンナが出勤して行ったが、そうした動きを見て、
「いよいよかな・・・」
と言葉を発していた。

先ほど牛乳を与えたら、200ccくらい飲んだ。
でも味とか匂いとか、ほとんど分かっていないかもしれない。
牛乳を、
「もうイラナイ・・・」
って横向いて飲まなくなった後、留守中でも首だけ少し伸ばせば水が飲める位置に水の器を置きながら、
「水はどうかい?」
って差し出したら、また少し水を飲んだ。
水と牛乳の違い、わかったのかな、わからなかったのかな・・・。


今日も30度を超えて暑くなると予報が告げている。
体力が衰えているところに、その気温は過酷だよね。
ダンナもラブちゃんの様子が気になるだろうし、私も同様だけれど、二人とも仕事があるので、夕方までは家を空けなければならない。


出来るだけ急いで帰るから。
一人で待つのは寂しいだろうけれど、わかってほしいよ、ごめんね。


仕事に行って来ます。
後ろ髪ひかれっぱなし。




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テーマ : (´-ω-)
ジャンル : 日記

ゴハン大好きだったのに。

亡くなった両親はワンコ好きだった。
私が生まれた頃はコッカスパニエルの、そして晩年は柴犬のブリーダーをしていた。
柴犬ブリーダー時代に我が家で最初に生まれた柴犬ベニちゃんは、他家に出さず我が家で育てられ、私の記憶の中では我が家の最長記録18歳まで生きた。

晩年はヨボヨボになり、歯もボロボロで目は白内障になり、視力聴力嗅覚も衰えて、最後の方には食事を与えても見向きもしなくなったのだけど、
「ドライのドッグフードをお湯でふやけさせてごらん。
 匂いが立ち上がるので食べる気になるかもしれないよ」
と獣医さんからアドバイスを受け、その方法を試した。
本当に餌の匂いが強く立つ。
ベニちゃんの鼻先に出すと、なんと!匂いの刺激が彼女を動かして、自ら食べ始めてくれた。
亡くなるまでそれを続けた。
その餌に生卵を混ぜてやると、それも好んでいたっけ…。


昨夕私が帰宅すると、ダンナの方が少し早く帰宅しており、ラブちゃんハウスの前にいた。
ラブちゃんは朝に見た状態のまま、ハウスの中で前足は左右に開いた状態で、入り口から顔が見える状態で、くたーっとしていた。
「水を与えたらガブガブ飲んだよ。
 でも餌を見せてもダメだ、食べない」
ダンナが報告。

心臓も弱っていると思うんだよねぇ。
そうした時に水のガブ飲みは良くないのだ。
立つことも出来ない食欲もない、この暑い時期なのに、目の前の、首を伸ばせば届きそうな距離に置いてあげた水の器のところにも、自分では飲みに行けない・行かない様子。
そんな彼女だから、家族がそばに居てあげられるときだけしか水を飲むことが出来ないのだが、この期に及んでそれさえも制限してしまうのは…どうなんだろう。
これ以上快方に向かう気配が見えないラブちゃんだしね…。
「一度飲んだら、もういらないって顔を横に向けているよ」
うん…、飲める時は飲みたいだけ与えてあげようよ。


ダンナが餌の器を差し出しても、掌に餌を乗せて差し出しても、昨夕はとうとう餌を食べなかった。
老いて衰弱した柴犬ベニの給餌のことを思い出し、ラブちゃんにもこの方法を試みる。



ダメだった。
鼻先でぷーん…と餌の匂いが立ち上がっているのだけど、ラブちゃんは顔を横に向けてしまう。
全く食べる気にならないのだ。

ゴハン大好きだったラブちゃんが、とうとう食べなくなった。
切ないですなぁ。



「いつかあきらめなきゃいけないのも、飼い主の使命」
心配しているゴエモンも、そう返してきている。



予防接種に行った時でさえ、待合室から診察室へのドアの前に来た途端、体を伏せて動かなくなり、
「病院イヤー、診察室イヤー」
とストライキしたラブちゃん。
そんな彼女だから、こんなになった状態に及び、あれほど嫌いな病院で過ごさせるのは、もう気の毒に思えてねぇ。

「一生過ごせる小屋を作ってやる」
ラブちゃんハウスをリフォームした時、ゴエモンはそう言ってくれた。
ラブちゃんの終の棲家は、この家でいいと家族は決断した。
愛犬の重篤を迎えているのに、十分な医療を尽くさない我々を批判的に思う方がいるかも知れないが、それが我が家の考え抜いた選択である。
留守にしてしまう時もあるが、出来るだけ家族の近くで過ごさせてあげたい。



今朝も食欲なし。
水だけは飲んだ。
白内障が出ている目で、私たちの姿を追う時は追う。


そして今日も私は後ろ髪を引かれつつ、仕事に行く。
(;´д`)トホホ…。
残業しませんから。
定時で帰りますから!




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テーマ : (´-ω-)
ジャンル : 日記

仕方がないことなのだけど

我が家の愛犬ラブちゃん。
黒のラブラドール、2001年3月31日生まれの12歳2ヶ月女子。

ラブちゃん1

6月4日の朝撮影。



ゴルフ場へコース荒らしのイノシシ対策でやってきたが、温和すぎてイノシシ対策にならず、そのまま十分な世話もされずにいた気の毒なワンコ。
我が家に引き取って余生を送らせている。
我が家に来た時、既に6歳だった。

どちらかと言うとおっとりした性格で、遊ぶのは大好きだけど、番犬にはならなかった。
知らない人が来ても身動き一つしない、他所の犬にも吠えない。
敷地内に猫がウロウロしていてもスルー。
あまりの静かさに、訪問者から、
「犬がいたんですか!?」
と驚かれてばかり。


大型犬は、小型犬中型犬よりも老化が早い。
かかりつけ医にも「(人間の年齢で言うと)中型犬プラス10歳で考えてくださいね」と言われている。
犬の年齢を人間に換算すると…の法則は幾つかの説があるけれど、少なく見積もっても70代半ば、多く見る法則では90代に入っている。

つまりかなりの高齢だ。
真っ黒なワンコなのに、白髪も出て来ている。
特に口元や目元にそれは多い。

我が家に来てから避妊手術をした。
お乳に腫瘍ができて切除手術もした。
先天性の股関節異常があり、加齢とともに後ろ足が弱ってきた。
あの大きな体で足が衰えるのはキツイ。

散歩時にコケることも見受けられ、
「本人が行きたがるときは散歩してもいいけど、
 決して無理をしないように」
と獣医師から言われていた。

6月2日の朝の散歩の時、ラブちゃんハウスへ戻る際、
「いつもなら小走りなのに、走れなくなっている」
とダンナが報告。
いよいよ足がダメなのかなぁ?と思っていたが、どうやら弱っていたのは足だけじゃなく、体調そのものが不調のようだ。

3日の夜、散歩ロープを見ても立ち上がらなかった。
いつもだったら大喜びするのに、ハウスから出て来ない。
呼吸やや荒し。

うーむ、遂に来ちゃったかな…。


そして餌を見ても、いつものような食べ方ではない。
熊本弁で言うと「かっつれ」なラブちゃんなのに、モソモソと餌を食べ、そして口元からボロボロ落とす。
元気な時は、こぼしたものも残らず拾って食べるのに、それらはハウスの内外にこぼれたままだ。



年齢のことを考えると、車に押し込んで獣医さんへ駆け込み、薬を出してもらったり、或いは点滴までして延命治療をしてもらうことなどが、果たしてラブちゃんにとって最適なのかどうかと迷う。
ダンナと話し合った結果、歳も歳だし、避けられない運命として、自宅でこのまま過ごさせようということに。



ゴエモンにも体調不良を伝えた。
彼が夏に帰って来た時には、もう逢えないかもしれないことも伝えた。
「命あるものはしかたないよ」
一年のうち2週間程度しか実家に滞在できないゴエモンだもの、わかってくれるよね。




4日の朝、日陰に出て来ていた。

ラブちゃん2

最初の画像とこちらの画像は、その時に撮ったもの。
へたってぺたんと日陰に入っていたところである。
日中は日差しから避けられる場所を求め、ハウスの中から外へ、また中へと、3回くらい移動していたが、やっとのことで動いていたのだろうと思う。
私が近くへ行っても、立ち上がる力がなかった。

仕事が休みだったので、出来るだけラブちゃんの様子が伺える場所にいるようにした。
庭仕事などしながら、何度も様子を見に行った。
ぐったり…って感じで、ハウスの中にいることがほとんどになったラブちゃん。

夕方の食事どき。
もう食べようとしない。
あんなにゴハン大好きだったラブちゃんが、餌の器に飛びつかない。
ああ・・・。


30分以上経ったので様子を見に行ったら、半分くらい食べて残している。






そして今朝。
5時過ぎに見に行ったら、餌は昨夜のまま。
くたーとしてハウスの中。

しばらくしてダンナが、
「ラブが唸っているみたい、物音がする」
と言うので出て行ったら、姿勢は私がさっき見た時のままだったが、その姿勢で小屋の中でオシッコしていた。
立てなかったのだろう。
出て行きたくても出て行けなかったのだろう。
昨日の夜は、排泄(大)は外でしていたんだけど・・・。




今朝のラブちゃん。

ラブちゃん3


コレを見てゴエモンが、
「顔が悲しそうな感じだね」
なんて返してきたので、これまでは冷静に構えていたつもりだけど、急に悲しくなって涙が出て来た。
ボクサーが不慮の事故で亡くなった時も、柴犬のベニが18歳で他界した時も、ラブちゃんを引き取る直前にダルメシアンのポジが亡くなった時も、私は涙は流さなかった。
いつかそうなるものだと覚悟して、彼らと付き合っているつもりでいるから。
だけどここ数日のラブちゃんを見続けていて、そこへこのゴエモンのコメントを見て…(┯_┯) ウルウル…。


先ほどダンナが食べ残しの餌を掌に乗せて与えたら、全部食べたそうだ。
水の容器も口元へ持って行くと、ガブガブ飲んだと報告。


今日から三日間は仕事のワタクシ。
家を空けるのはやっぱり辛い。
でも仕方ない。
人間の年齢にしたら…と先ほど書いたが、ペットたちは確実に私達よりも先に星になる。
彼らを伴侶としている以上、それは避けられないことである。
今までだって何度もそうしたことを経験して来た。


でもやっぱり悲しいよ。
現実を受け止めているけれど、なんだか今回は辛いなぁ。
年をとって涙もろくなったかなぁ。




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散歩道寸描

昨夜は泊まり出張で帰らなかったダンナ。
今日は帰って来ている筈だが、職場からそのまま熊本市内へ飲み会に行く予定。
帰宅は深夜になるとのこと。
愛犬ラブちゃんのお散歩は、普段ダンナの担当であるが、ダンナ不在の日は私が行かねば。

仕事から帰ってすぐにお散歩出動ー!



ゴルフコースを駆け回っていた仕事から引退した後、ぜーんぜん運動もしなくなっているもんで、ラブちゃんでもに連れ出してもらわないと、私ってば運動不足になっちゃっているしねぇ~。

さんぽ1

長閑な田舎道をテクテク・・・。
元々ラブちゃんは、お散歩でロープをぐいぐい引いて歩くような、やんちゃなワンコではない。
一応由緒正しき、警察犬訓練所生まれの純血ラブラドール血統書付き。
お散歩に必要な礼儀は身に付けて頂いたようだ。

他所のワンコとすれ違っても、決して表情すら変えない。
自分の立ち位置から、そのワンコへ向かって走り出そうともしない。
連れて歩く事に関しては、今まで我が家に迎えてきたワンコの中で、最も手が掛からない。

ただ、落ちているものを食べようとしちゃう点が困る(汗。

ラブちゃんは、田んぼの横に放り出されているジャンボタニシさえ、ガリガリと食っちゃう。
それはああんまりいいことじゃないよね~と思って困る。
後方中央に見える我が家からここに来るまでの間、私が油断した隙に、ジャンボタニシを1個食われてしまった。

おっとりした性格に加えて、加齢でまったりとした動き。
体重25kgもあるけれど、テクテク歩きの散歩ならお任せよ~。


お散歩には手がかからないけれど、ラブちゃんにはあまり芸がない。

さんぽ2

だけど「お座り」は上手に出来ますぜ。




てくてくてく・・・。



さんぽ3

ああ、思えばこの道は、ご近所友達toshiちゃんの家の方向へと向かう道。
toshiちゃん今日はお休みで、家にいるんだろうな。
昨日電話で話して、我が家へ今夜「ヤモリさんの桃」を受け取りに来てくれる予定だった。
でもお散歩ついでに持ってきてあげれば良かったな。


まあいいか。
家に戻って彼女を待とう。



さんぽ4

サルスベリがあちこちで満開だねー。
我が家にも何本か植えてあり、盛夏の庭を彩っている。
子供の頃は「サルスベリ」なんて、おかしな名前だなーって思っていた。
樹皮が剥がれてツルツルの木肌になり、猿が登ろうとしても滑ってしまうという喩えから、そんな名前で呼ばれているこの木だけど、漢字で書くと「百日紅」となり、文字通り炎天下でも逞しく、かなり長く花が咲き続ける。
その花の色は多彩で、我が家では全部異なる花の色の百日紅を4本植えている。

近くでよく見ると繊細で、フリルのようなその花を、
「私は好きよ、良く見ると綺麗よねぇ」
と我が家に来てO嬢が言っていた。
私も同感。
近寄ってこそ、この花の良さが一段と味わえる。




昨日約束した時刻を過ぎても、toshicちゃんが来なかった(苦笑。
うっかり忘れちゃったかなー。
晩ご飯を食べずに、お風呂にも入らずに待っていたんだけどなー。

明日また連絡してみよう。
toshiちゃーん、桃が待っているよー。





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・火の国在住
・似ている人=金太郎
・釣りが好きなナマケモノ。某釣り船サイトの管理人。
・下手っぴーだがGOLFに手を出し…そして諦めた。
・休日はドライブ/温泉/うまいものなどの探求。
・PCは林檎使い歴23年ほど。はじめの一歩はMacintosh LC575。現在はiMacの27inch。
・'10.06末に窓PCを手に入れたが、こちら方面のことはちょびっとしかわかりましぇん。
・最近は主にミラーレス一眼DMC GX1とズームレンズ、それとあくおす・ぽんを使って撮影している。
・ヒコーキとか空とか草花とか、浅く広く多趣味。
・日々の日記を綴りながら、その時に聞いている曲や頭の中に浮かんできた曲が「本日のBGM」。クリックしても曲が流れ出す訳ではないのでご注意下され。(マジでクリックする人がいるそうな…)

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